【バラバラに!?】ヌビアの遺跡群救済キャンペーン!!
こんばんは。
だいばおです!
最近は暑くて、寝苦しい夜が続いていますね(´;ω;`)
熱中症対策とコロナ対策で大変ですが、なんとか乗り切りましょう!!
さて、今回は世界遺産の始まりという記事で紹介したヌビアの遺跡群救済キャンペーンを紹介します。
おさらいです!!
世界遺産の理念は【遺跡や自然は民族や国家を超えた人類共通の宝物】で、ヌビアの遺跡群救済キャンペーンからスタートしました!!
詳しく説明します。
1960年にエジプトのナイル川でのアスワンハイダムの建設がスタートしました。
このダム建設によるメリットは、
・ナイル川の氾濫を防止できる。
・安定した電力を国民に供給出来ることでした。
当時は、遺跡の保護という考えはなく、経済開発が優先されていました。
自然環境と開発問題を初めて議論したのも、1972年の国際連合人間環境会議からなので、経済開発が優先されていたのも分かります。
しかしながら、問題もありました。それは、【ヌビアの遺跡群がダム湖に水没】してしまうことです。
ヌビアの遺跡群は、アブシンベル神殿やイシス神殿などがあります。
そこで、ユネスコが行った救済キャンペーンをきっかけに、
【遺跡や自然は民族や国家を超えた人類共通の宝物】という考えが広まりました。
その後の、1972年の世界遺産条約の採択へ繋がっていきます。
そのキャンペーンこそが、このヌビアの遺跡群救済キャンペーンです。
この救済キャンペーンの凄い所は、
・アブシンベル神殿はかつて、現在の位置から110メートル東、64メートルも低い場所にあった。
・1000個以上のブロックに切り分けられ移動された
ことです。凄いですよね。
アブシンベル神殿を切り分けて、高い位置に移動させて、その痕跡を残さない技術。
本当に凄いことだと思います。そりゃあ、世界遺産の理念になりますね(゚д゚)!
人生の中で一度は見てみたいものです。
今回はここで終わりになります。
ではでは!!
※クーラーにあたりすぎてお腹を下してしまいまして、この記事を書くのにも時間がかかりました(´;ω;`)