だいばおのだびろぐ

大学院生が旅に関する情報を発信するブログです。主に、世界遺産、観光がメインです。

【多すぎる?】世界遺産の上限

こんばんは。
だいばおです!


最近は、夜に散歩をするようにしてます!
昼は危険な暑さですし、涼しい家の中で一日中だらけちゃうので笑

夜散歩、おすすめです。


さて、今回は【世界遺産の上限】について僕なりの意見をまとめたいと思います。

 

現在、世界遺産は1121件登録されています。
この数を皆さんは、どう思いますか??

 

僕は、少し多いような気がします。
理由は、2つあります。

・顕著な普遍的な価値という普遍的な部分が、数が多いことで多様性になり、反してる可能性があるから
・遺産の保護管理が大変になること

が僕の意見です。

まず、普遍的と多様性で反してるという点は、多様性が、普遍的になればより、文化の相互理解へと繋がるという意見もあると思います。確かに、その通りだなと感じます。

 

ただ、事実として、世界遺産の価値を評価する世界遺産委員会諮問機関ですら、評価しにくい遺産が増加しています。
グローバルストラテジーという、世界遺産条約の不均衡(グローバルストラテジーは後の記事で紹介します)を是正する方針から、不均衡が是正されつつあるものの、世界遺産に登録される範囲が広がったため、専門家である諮問機関ですら評価しにくい遺産が増加しました。

もちろん、諮問機関の意見がすべてではないですがこれは、果たして普遍的なのでしょうか?

世界遺産の数が増加すれば、価値を証明する側は、他の世界遺産の価値とは違う価値を証明しなければなりません。より、地域の価値を証明しなければいけないのです。
それは、普遍的とは矛盾するのではないでしょうか?


2つ目に、遺産の保護管理が大変になります。世界遺産はあくまで、遺産の保護、保全が目的です。世界遺産基金という遺産を保全する際に、使えるお金があるのですが、使えるお金は限られています。
数が増えれば、割り当てられるお金は減りますよね。
また、現在、世界遺産基金世界遺産の新規登録事業に大きく割り当てられていて、肝心の遺産保護や、危機遺産にはあまり割り当てられていません。この現状からも、

これ以上、世界遺産の数を増やすことは現実的ではないと思います。

 

いかがでしょうか。 
皆さんは、どのように考えますか??
正解はないと思います。重要なのは、議論することです。
気軽にコメント下さいね!

 

ではでは!!

 

※ラーメンがあまり好きではない僕ですが、たまに無性にラーメンを食べたくなります。あれはなんでしょうね??しかも、夏に。不思議だ(´;ω;`)